仁木城
桂峯山如来寺(浄土宗)と仁木城跡 この寺は、もとは真言宗で上ノ坊と称し、永保2年(1082)に創建されました。その後、籾井城主の祈願所となっていましたが、明智光秀の丹波攻めに際し焼失し、寛永2年(1625)、閑誉上人が浄土宗に改め再建したものです。南の山を「仁入道山」(にんどやま)と呼んでおり、室町時代から丹波仁木氏の居城があった所です。 確かな記録に、永享年間(1429〜41)のころ「仁木少輔入道」がいたと記されています。後方の桂山は、古歌にも数多く詠まれています。